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千尋ちゃん

DINIZ CAFÉの看板娘&縁の下の力持ち、千尋ちゃん。

まるでオーナーのようにDINIZ CAFEを大切に慕い、エネルギーを注ぎ、お客様を笑顔で迎えてくれる千尋ちゃん。きっと彼女に会いにDINIZ CAFEへ来てくださる方も多いことと思います。

その千尋ちゃんが、11月、DINIZ CAFEから旅立つことになりました。頼もしいスタッフであり、大好きな仲間であり、家族の一員同様に大切な千尋ちゃんと一緒に働けなることはとても寂しいですが、彼女の次の人生のステップを応援したいと思っています。

多くの千尋ちゃんファンの方々、ぜひ彼女に会いに、彼女の淹れるコーヒーを飲みにいらしてくださいね。…

 

ブラジルの緑の金‼ 販売スタート

やっと見つかりそうです!

約2年間、素晴らしいコーヒー豆との出会いが困難でした。気候の問題やコーヒーの樹のサビ病の影響などによるものです。

そして今年、美味しいコーヒーとの出会いが多い年になりそうな予感がしています。

6月以降、ニュークロップ(新しく収穫された豆)が日本にぞくぞく入荷して来ます。この時期はいろいろなサンプルが届くので、新しい豆のカッピング(試飲)に胸が躍ります。

まず13種類のサンプルが届きました。その中から、今日は7つの豆について紹介します。

今回は、ナチュラル(※)の豆探しから。
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※ナチュラルとは…?
精製方法の一つ。収穫したコーヒーの実をそのまま乾燥させた後、脱殻、豆を取り出す方法。独特の香りや甘みがあるコーヒーになる。
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さて、届いたサンプルは5つ。ブラジル、タンザニア、グアテマラ、エチオピア、エルサルヴァドールです。
ナチュラルの生産処理方法は、ブラジルとエチオピアでは一般的ですが、タンザニア・グアテマラ・エルサルヴァドールではあまり行われていない方法です。それだけに、興味津々!

さて、気になるカッピング結果。

ブラジルの豆は素晴らしく甘味があって美味しかったです。 エチオピアの豆はフルーティーさはありますが、お酢のような強い酸味がありました…。残りの5つは、残念ながら、あまり美味しくなかったです。 

ナチュラルの生産処理があまり行われていなかった国でも、ナチュラルを作り始めている傾向があるということは、大変興味深いです。ただ、収穫の最後の部分でととれた豆(低品質の豆が多い)をナチュラルの精製処理にまわしている印象を受けたので、残念に感じました。

ということで、取り扱う豆はブラジルに決定!

豆を挽くと広がるウオールナッツのような香り。お湯を注ぐとオレンジの花の香りが辺りに広がります。口に含んだ瞬間に広がるオレンジピールや黒糖、クローブを思わせる風味。カラメルの後味の余韻を楽しめる甘いコーヒーです。

 取り扱いを決めたブラジルの豆は、2014年のカップ・オブ・エクセレンスで優勝したOuro Verde農園の豆。この農園はカップ・オブ・エクセレンスで2度も優勝している農園です。

余談ですが、農園名「Ouro Verde」を直訳するとOuro=金、Verde=緑。「緑の金?」と思われる方も多いでしょう。
昔、まだブラジルで奴隷制度があった頃、大きな農園を持つ人たちは、財産として金を購入していました。金は掘り当てるものですが、掘るのではなく、コーヒーの生豆(緑の豆)を売って金を購入していたことから、OuroVerdeと呼ばれるようになったといわれています。
私たちにとっても、OuroVerdeです(笑) 久々に出会った美味しいブラジルのコーヒー豆だからです♪

今週より販売スタートしたOuroVerde。ぜひ、ジニスカフェにて、そしてご自宅にて、その香りと風味をご堪能ください。

サンプルで届いた残り6つのコーヒーについては、次の記事で紹介します。

写真は、美味しい豆の到着を喜んでいるペリ&5ヶ月を迎えた晏祥(ENZO)♪…

 

嬉しい結果・残念な結果

Photo

毎年、この時期(4月〜6月)を楽しみにしています。収穫されたばかりの新鮮なコーヒー豆が世界中から日本へ届くからです。

私たちの使命は、日本へ到着した数え切れないほど多くの豆の中から、感動するほど美味しいコーヒー豆を探し出すこと。

今年も、数社から豆のサンプルを取り寄せました。特に関心がある産地は、ケニア、エチオピア、イエメン、パナマ、そしてグアテマラです。

コーヒーを探し出す作業は、毎回、嬉しい結果もあれば残念な結果もあります。嬉しい結果はもちろん大歓迎です。理由は簡単。より美味しい豆をお客様に提供することができるからです。逆に、残念な結果の時は、大きな悩みの種となります。提供中の豆が完売してしまう前に、それに替わる美味しい豆を探し出さなくてないけなません。もし自分たちが求める水準の豆が見つからない場合は、提供するコーヒーの数を減らすことになります。14種類の豆を取り扱っていた翌年、8種類にまで取り扱い数を減らしたこともありました。

さて、今回取り寄せたサンプルですが、昨年から取り扱っている豆で嬉しい結果の豆がありました。ニカラグアの「パカマラ種ピーベリー」と、コロンビアの「スイート&フラワー」です。昨年の豆も甘味があってフルーティーだったのですが、今年は昨年以上に美味しく育ってくれました。

逆に、グアテマラの豆は、去年に引き続き美味しい豆を見つけ出すのに苦戦しています。きっとサビ病のせいではないかと思っています。葉が落ち、コーヒーの樹が弱ってしまうという樹木の病気があるのですが、地球温暖化の影響で、グアテマラの高地でもサビ病にやられてしまったようです。このサビ病、6年前にはコロンビアで流行し、コーヒーの木を全滅させてしまったほどです。6年経ち、やっとコロンビアでも質の良いコーヒー豆が収穫できるようになってきたそうです。

昨日、ケニアとグアテマラから豆のサンプルが届きました。今年は、嬉しい結果の方が多い年になりますように…と願うばかりです。これらの豆については、次回の記事でご報告します。どうぞお楽しみに!

 

嬉しいこと&営業時間変更のお知らせ

Diniz皆さん、こんにちは。ぺリです。
お知らせがたくさんあります。

最初に、一番うれしいことをおつたえします。
葉子が妊娠しています。子供が4月に生まれる予定です。嬉しい!!!

私たちは結婚して12年になりました。(ブラジルで8年、日本で4年)子供は欲しかったけど、日本でコーヒーの仕事をしようと決めていたので、しばらく夫婦2人でいることにしました。4年前に日本へ来て、DINIZ CAFEをオープン。少しお店が落ち着いてきた今、年齢的にもそろそろ子供がほしいな~と思っていたら、つい先日葉子の妊娠がわかりました!

DINIZ CAFEを長く続けていくために、これからどのような体制にしていくのがいいかというミーティングをしました。

私たちの原点であるコーヒーの販売にもっと力をいれていくこと、DINIZ CAFEブランドを強くしてくこと等、たくさんの課題が出てきました。

それを実現するために、カフェの営業時間を短くし、そちらにエネルギーを注いでいくことに決めました。

2014年9月30日(火曜日)からの営業時間は次のとおりです。

火~金       11:00~16:00
土・日・祝    11:00~18:00
定休日      月曜日

ただし、コーヒー豆やスイーツのご購入は19:00 まで(平日)可能です。

営業時間が短くなることで皆様にはご迷惑をおかけしますが、ご理解よろしくお願いします!

ベビーシッターも募集中です(笑)…

 

コーヒーハンターVOL.17 『マンデリン』

インドネシア 『マンデリン』

久々に入荷したインドネシア、スマトラ島のマンデリン!!!

今回入荷したマンデリンは、スマトラ島北部、標高1200mの小農家から届きました。

久しぶりのマンデリン♪ ワクワクしながらカッピング開始です。

粉を挽くと同時に広がる、心地良い香り。へーゼルナッツやベリーフルーツを想わせます。 そして、もう一つ、ふわぁ~とした感覚の香り… イチゴのウエハースです! 面白い!!!

お湯を注ぐと、フローラルな香りが広がります。オレンジやアプリコットを想わせる香りも感じ取れます。

口に含んでみると…

マンデリンの独特な風味(少し土っぽい感じ)よりも、甘味の方が強い! 柑橘系の酸味が感じられ、グレープフルーツやブラックティーを想わせる後味が口の中に長く続きます。コクがあって美味しい!!!

カッピングの評価は86点。

只今ジニスカフェにてご提供中です! ぜひ、久々にジニスカフェに入荷したマンデリン、味わってみてくださいね!!!

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【備考1】コーヒーハンター・プロジェクトのカッピング目的は、豆の価値を見いだすために行っているものなので、焙煎前後に欠点豆の選別作業をした豆を使っています。

【備考2】DINIZ CAFEで取り扱う豆の基準は、85点以上の豆です。…

 

コーヒーハンターVOL.16 『ラ・クプラ』

グアテマラ 『ラ・クプラ』

中米グアテマラ、アンティグア地方に位置するラ・クプラ農園。標高:1,650m~2,100mのエリアで、このコーヒーは生産されています。

品種はブルボン種。栽培方法は日陰栽培。

日陰栽培とは、その名の通り、熱帯林の木陰の下でコーヒーを栽培する伝統的な栽培方法のことです。熱帯林は強い日差しや激しい雨からコーヒーの木を守るだけでなく、土壌の流出を防ぎ、生態系を守るために重要な役割を果たしてくれるのです。

さぁ、カッピングです。

オレンジ、そしてベリーフルーツを想わせる香りも少し感じます。一番強く感じられるのはカラメル。

風味は、アプリコットやハチミツ、オレンジ、そしてカラメルを想わせます。柑橘類を思わせるバランスの良い酸味、オレンジとカラメルの後味が口の中に残り余韻を楽しませてくれます。

カッピング評価は86.5点。

こちらも、現在ジニスカフェにてご提供中です。もちろん、店内とwebにてお豆の販売もしております。ぜひご笑味くださいね。

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【備考1】コーヒーハンター・プロジェクトのカッピング目的は、豆の価値を見いだすために行っているものなので、焙煎前後に欠点豆の選別作業をした豆を使っています。

【備考2】DINIZ CAFEで取り扱う豆の基準は、85点以上の豆です。…

 

コーヒーハンターVOL.15 『ロス・ルチャ・ドーレス』

エルサルヴァドール 『ロス・ルチャ・ドーレス』

エルサルバドル共和国、通称エルサルバドルは、中央アメリカ中部に位置するラテンアメリカの共和制国家です。国土面積は21,040km²。日本の四国よりやや大きい程度の国土で、米州大陸部全体で最も小さい国です。

グアテマラと203 km、ホンジュラスと342kmに渡って国境を接し、中米で唯一カリブ海に面していない国でもあります。

エルサルバドル西部に位置するサンタアナ火山山麓のアパネカ地区で、『ロス・ルチャ・ドーレス』は生産されています。

このコーヒー豆の品種は『パカマラ種』という、ジニスカフェでも何度か取り扱ったことのある品種。ブルボン種の突然変異種の「パカス」(Pacas)と「マラゴジッペ」(Maragogype)をかけあわせた品種で、エルサルバドル特有の品種です。

さぁ、お楽しみのカッピング♪

香りは、ラズベリーやアプリコット、ミルクチョコレートを想わせます。

口に含み、飲み干す瞬間に感じるピーチの風味が美味しい! アプリコットやオレンジ、コーヒーブロッサム(コーヒーの花)を想わせてくれます。

余談ですが…

写真にある白い花がコーヒーの花。白い小さな花で、ジャスミンのようないい香りがしますが、楽しめるのはわずか2日ほど。花が一斉に開花すると、農園は雪景色のように真っ白で幻想的です。写真は、ブラジル、サンパウロ州のコーヒー農園にて。

『ロス・ルチャ・ドーレス』のカッピング評価は85.75点。

飲み干した後も、ミルクチョコを想わせる甘味が心地良い余韻を楽しませてくれるコーヒー。現在、ジニスカフェにてご提供中です♪

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【備考1】コーヒーハンター・プロジェクトのカッピング目的は、豆の価値を見いだすために行っているものなので、焙煎前後に欠点豆の選別作業をした豆を使っています。

【備考2】DINIZ CAFEで取り扱う豆の基準は、85点以上の豆です。…

 

コーヒーハンターVOL.14 『モンテ・コペイ』

コスタリカ 『モンテ・コペイ』

中央アメリカ南部に位置するコスタリカ共和国。今回届いたお豆は、ナヴァーロ親子が営むエル・アルコン農園から届きました。標高1,850m付近に位置する農園です。

2012年のCOEでは第4位という堂々の結果を残したモンテコペイ。さあ、カッピングです♪

フローラルで、少しオレンジを想わせる香り。甘く優しい香りに心が躍ります!

口に含んでビックリ! 驚くほど軽い口当たりです! 1リットルでも飲んでしまえそうなくらい(笑) 

アプリコットやオレンジを想わせる風味。カラメルを想わせる甘い後味が口に残り、心地良い余韻を感じさせてくれます。デリケートな酸味の質は、乳酸です。

カッピングの評価は86.5点。

コーヒーが苦手な人でも、このコーヒーなら飲みやすいかもしれません。「コーヒーを飲んでみようかな」と思っていらっしゃる方にもおすすめです。

今ではコスタリカを代表するスペシャルティコーヒーとして成長し続けているモンテ・コペイ。ぜひ味わってみてください。

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【備考1】コーヒーハンター・プロジェクトのカッピング目的は、豆の価値を見いだすために行っているものなので、焙煎前後に欠点豆の選別作業をした豆を使っています。

【備考2】DINIZ CAFEで取り扱う豆の基準は、85点以上の豆です…

 

焙煎度合と風味

NEWクロップが入荷し始めました♪

「クロップ」とは日本語で「収穫物」を意味する言葉。つまり、ニュークロップとは、新しく収穫されたコーヒー豆。お米で言うなら新米です。

コーヒー豆も自然の作物。同じ農園の豆でも、その年の雨量や天候によって風味が変わってきます。

今年のコーヒー豆のプロファイルを作るため、どの焙煎度合いが良いか比べてみました。190℃、192℃、194℃、197℃、この4つの温度で比較です。

最初に焙煎した豆は、エチオピア産「モカ・イルガチェフェ・コチャレ」。

低い温度で焙煎したコチャレは、柑橘類を想わせる酸味があり、ラズベリーを想わせるフルーティーさが強く、甘味も強。

焙煎温度が高くなると、甘味に対する酸味のバランスが良くなり、その分、ラズベリーを想わせるフルーティーさが弱く… カラメルを想わせる風味が強く感じられるようになりました。

私は、酸味がありフルーティーさが強く残っているほうが好み♪ 焙煎度合いによる風味の比較実験、次が楽しみです。…

 

鋭気を養う

一週間の臨時店休をいただき、鋭気を養ってまいりました[E:shine]

「鋭気を養う」と辞書で見てみると、【休養を十分にとって、次の仕事や勝負に向けた体力、気力を充実させること】とあります。

まさに、そんな一週間! 美味しいものを味わい楽しみ、風や鳥や水の音に耳を澄まし、の~んびり過ごす。いろんな方や場所との出会い。刺激を受け、新しいアイディアやエネルギーをたっぷり充電することができた一週間でした。

もちろんコーヒーも楽しみました!!! その一部をご紹介。

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Photo.1) スペシャルティコーヒー専門店内のボード。同じインドネシアのコーヒーでも、スマトラ島、ジャワ島、バリ島で風味の特徴が違うから面白い。
Photo.2) 昔ながらの方法で、コーヒー豆を砕いて粉にしている。
Photo.3) ジャコウネコの排泄物から集めた世界一高価(希少)なコーヒーとして有名な「コピ・ルアック(Kipi Luwak)」。写真に写っているのが「ルアック(ジャコウネコ)」。思っていたより小さく可愛らしかった。
Photo.4) ルアックの排泄物がどのようにコーヒーになるのか処理工程。
Photo.5) コーヒーの実。花は11月から12月にかけて咲いていたらしい。
Photo.6) 昔ながらの方法で、土鍋を使いコーヒー豆を煎っている女性。
Photo.7) カフェ巡り中♪ ドリップコーヒーがビンに入れられて提供された!
Photo.8) スペシャルティコーヒー専門店にてエスプレッソ。店内には焙煎機もあり、スタッフの方とかなり話が盛り上がりました。
Photo.9) コーヒーショップ店内のボード。メニューブックから学ぶことも多かった。

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さぁ、明日からDINIZ CAFE営業再開! 明日は、朝一でコーヒー焙煎やスイーツの仕込みも張り切って楽しみたいと思います♪ 

一週間の臨時店休にご理解くださった皆様ありがとうございました。全てに感謝の気持ちを込めて……