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恋人の日 『Dia dos Namorados』

6月12日は『恋人の日』。 

ブラジル、サンパウロ発祥の『Dia dos Namorados』。縁結びの聖人アントニオの命日の前日が、このステキな日となったそうです。

恋人の日には、若いカップルから熟年夫婦まで、ロマンティックなディナーを楽しみながら、ゆっくりとした時間を共に過ごします。プレゼントを贈ったり、相手を想う気持ちを改めて伝えたりするのです。

結婚後、何十年たっても変わらずに恋人の日を祝う、本当にステキだと思います。

レストランを予約し忘れ、12日の夜、レストラン探しにかなりの時間を費やしたことがあります(笑) それ程まで、多くのブラジル人カップルにとって、恋人の日のディナーは特別なんですね。

DINIZでは、ギフト商品も用意しています。かけがえのないパートナーへの感謝の気持ちや愛情に添える贈り物として、また、二人の至福のコーヒータイムのお供に…。

ところで、ポルトガル語「Namorado」の意味は「彼氏」、「Namorada」は「彼女」、「Namorados」は「恋人たち」。
それから、日本でも時々耳にする「アミーゴ」。「Amigo」は「男友達」、「Amiga」は「女友達」なんですよ。…

 

Coffee Cookie

友人Simoneに教わったレシピの中からご紹介。

『コーヒー&シナモン&チョコレートcookie』

3つのコンビネーション、しっとりした口当たり。ぜひお試しあれ!

実は、このクッキーを作ってみたのですが、美味しくなかったんです… Simoneが作ったものと全く味が違っていてショックでした。後日、チョコチップの質が良くなかったことが判明。お菓子もコーヒーも同じ。「素材の質」の良さがあってこその「美味しさ」なんですね!

<材料 約30枚分>
2個 : 卵
200g : ビターチョコレート(湯銭で溶かす)
小さじ半 : 塩
小さじ3 : レギュラーコーヒーの粉
小さじ1 : シナモン
140g : 砂糖
100g : 小麦粉
小さじ1 : ベーキングパウダー
50g : ココアパウダー
80g : バター(常温にもどした物)
120g …

 

これ、何でしょう?

ブラジルの、あるコーヒー農園で見かけたもの。

これ、コーヒーの実を収穫するために使う道具なんです。

どうやって収穫するかというと…

クシで髪の毛をとかすような感じで、コーヒーの木の枝にこの熊手のようなものを通していきます。この熊手は振動するので、その振動を利用してコーヒーの実を振るい落とすというわけです。

30分この作業をしたら字がまともに書けなくなってしまいそうなほど強い振動です。音も大きいため、ヘッドフォンをして耳を守ります。

一粒一粒手で摘み取ったり、このような道具を使ったり… 多くの方々の努力と情熱が込められたコーヒー、今日も感謝していただきます。
「 農家の方々ありがとう。Muito obrigada[E:heart04]」…

 

DINIZの意味

「DINIZって、どんな意味なんですか」

時々聞かれることです。

『DINIZ』 これは『ジニス』と読むのですが、私達夫婦の名字です。

夫の母国ブラジルは多国籍民族の国。彼も、イタリア、ポルトガル、オーストリアの血を受け継いでいます。
『DINIZ』はポルトガルの姓だそうです。

私の名前は『ようこ』。平凡な名前だけれど、海外での生活では便利でした。なぜなら、「Oh!ジョン・レノンの奥さん!ヨーコ・オノね!!!」と、すぐに覚えてもらえたから[E:shine]

漢字で書くと『葉子』。先日はこんな質問も(笑)
「"葉子"という名前は、ロゴマークのコーヒーの葉を意識してつけた芸名なんですか?」
そういうことにしても、面白いかもしれませんね♪…

 

インスタントコーヒーの話

前回の『インスタントコーヒーdeカプチーノ』に関連して、今日はインスタントコーヒーの話。

みなさんは、インスタントコーヒーがどのようにして作られるかご存知ですか。

コーヒーを抽出するまでのプロセスは、他のコーヒーと同じです。

豆を焙煎→粉にする→お湯で抽出

ここから先、2通りの製造工程に分かれます。

***スプレードライ法 (写真手前)***
高温の乾燥筒の中に、高温のコーヒー液をスプレーして素早く乾燥させて作る方法

***フリーズドライ法 (写真奥)***
コーヒー液をマイナス40℃以下で一度凍結させた後、細かく砕き、真空状態にして水分を蒸発させて作る方法

つまり、コーヒー液の水分を蒸発させて作るのがインスタントコーヒー。そのため、お湯(水)にきれいに溶けるというわけです。

さて、世界で生産されている主なコーヒーは『アラビカ種』と『ロブスタ種』の2種類。インスタントコーヒーに利用されるのは、『ロブスタ種』です。病害虫に強く、アラビカ種より安いコストで生産できるためです。代表的な生産国はベトナムとインドネシアで、世界全体の約6割を生産しています。

カフェインの含有量ですが、ロブスタ種の方が多く、アラビカ種の約2倍です。

インスタントコーヒーの方が、レギュラーコーヒー(焙煎した豆、又はその粉)より、カフェインの含有量が多いというわけです。…

 

インスタントコーヒーdeカプチーノ

今日は、インスタントコーヒーをアレンジした飲み物のご紹介。

コーヒー豆を販売しているのにインスタントコーヒーというのも少しおかしいですが、面白いレシピなのでご紹介します。(もちろん、DINIZでお出しするカプチーノはこのレシピではありません)

<材料:約10杯分>
1カップ(150ml) インスタントコーヒー
1カップ(150ml) 熱湯
1カップ(150ml) 砂糖
ホットミルク
シナモン

<作り方>
1, インスタントコーヒー、熱湯、砂糖を泡だて器に入れ、クリームになるまで混ぜる。
 目安は10分くらい。

2, 出来上がったコーヒークリームをカップに入れ(スプン1-2杯)  ホットミルクを注いで出来上がり!
 お好みでシナモンもどうぞ。

 

カプチーノは、コーヒーにミルクフォームを入れますが、これは逆。
ホットミルクに泡立てたコーヒーを入れます。

ただ、インスタントコーヒーの味はそのまま変わりませんのでご了承くださいませ。

多めに作ったクリームは、冷蔵庫で保存もできるそうです。

さて、ブラジルで教えてもらったこの『Café Cremoso』の作り方。
でも、このレシピがブラジルで生まれたのか…それは不明です。
みなさんは、このレシピ知っていました?…

 

新メンバー

DINIZカフェに新メンバーが加わりました。
名前は『カフェ助(かふぇすけ)』、1歳です。

農園のコーヒーの木は、通常3・4年ほどで花を咲かせます。

カフェ助が2・3年後に花を咲かせることができるかどうか…
経過をお伝えしていきたいと思いますので、応援していてくださいね。

では、コーヒーの木に適した環境って?

*平均気温が20℃以上の温暖な気候
*安定した降水量

また、霜や乾燥にも弱くデリケートなんです。

さて、コーヒー農園は、日本にもあるようです。
場所は、沖縄と徳之島。行ってみたいですね。…

 

カプチーノ 時々 アイスコーヒー

25日、鹿児島市吉野町で行われたイベント『兵六ゆめまつり』に、小さなエスプレッソマシンと共に参加させていただきました。

カプチーノとアイスコーヒーのご提供でした。

小さなマシンは ”壊れるのでは…!?” と心配するほどのフル活動(なんと適正抽出杯数の約4倍!)で頑張ってくれました。

アイスコーヒーもその場で作ってのご提供だったのですが、シャカシャカ振っている私を興味深そうに見ているお子さんも大勢いらっしゃいました(笑)

 

そこで、イベントで作っていたアイスコーヒーの作り方をご紹介。

<準備するもの>
* カクテルシェーカー * 氷 * コーヒー * お好みで砂糖やシロップ

<作り方>
1, 自分が好きなコーヒーを淹れる

2, シェーカーに氷と砂糖、淹れ立てのコーヒーを入れる

3, シェーカーを振る
  重要:シェーカーの蓋をする前に少し振って冷ますこと!
 (コーヒーが熱~いまま蓋をして振ると爆発するので要注意)

4, 冷たくなったら振るのをやめ、グラスに注いで出来上がり!

オススメ
氷は “コーヒーの氷” をおすすめします。氷を入れると、どうしても味が薄くなってしまうためです。
作り方は、コーヒーを製氷器に入れ冷凍するだけ!

 

味はもちろん、作っている姿もかっこいいので、これからの季節、ぜひ友達やパートナー、ご家族に作ってあげてみてください。…

 

コーヒー!? 注射!?

この注射器のようなもの、ご存知ですか。

なんと、コーヒーを抽出する 道具なんです。

Aero Pressといって、アメリカの会社で発明されたものです。

お湯さえあれば、場所を選ばず、いつでも好きな時にコーヒーが楽しめます。

ここで少し、カフェインについての豆知識。

カフェインは水溶性なので、水に触れる時間が長いほど、コーヒーの中に溶け出します。ですから、抽出に時間をかければかける程カフェインの含有量が多くなるというわけです。

さて、このAero Press、お手入れも簡単です。
ペーパーフィルターは、洗えば再利用ができ地球にも優しいんです。

また、短時間で抽出できるので、カフェインの量を少し抑えることもできますよ。

AeroPressの詳しい使用方法についてはコチラをクリック!…

 

いちえ

DINIZカフェおすすめのコーヒー『一会 (いちえ)』 
名前の由来は、もちろん『一期一会』からです。

コーヒーの名前は産地や輸出される港などからつけられる場合が多いです。ここ数年、農園の名前をつけたコーヒーも増えてきました。

このコーヒーも、農園名か産地をそのまま名前にしようと考えましたが、長すぎます。

コーヒーを通して素晴らしい出会いに恵まれてきたことへの感謝。また、これからの出会いを大切にしたいと思う気持ち。そんな想いから『一会』と命名しました。

写真の「一期一会」は、ブラジル人の友人が書いたもの。日本語は全くわからない彼が、茶道の席でこの言葉と出会い、魅せられ、初めて書いた日本語です。…