焙煎度合と風味

NEWクロップが入荷し始めました♪

「クロップ」とは日本語で「収穫物」を意味する言葉。つまり、ニュークロップとは、新しく収穫されたコーヒー豆。お米で言うなら新米です。

コーヒー豆も自然の作物。同じ農園の豆でも、その年の雨量や天候によって風味が変わってきます。

今年のコーヒー豆のプロファイルを作るため、どの焙煎度合いが良いか比べてみました。190℃、192℃、194℃、197℃、この4つの温度で比較です。

最初に焙煎した豆は、エチオピア産「モカ・イルガチェフェ・コチャレ」。

低い温度で焙煎したコチャレは、柑橘類を想わせる酸味があり、ラズベリーを想わせるフルーティーさが強く、甘味も強。

焙煎温度が高くなると、甘味に対する酸味のバランスが良くなり、その分、ラズベリーを想わせるフルーティーさが弱く… カラメルを想わせる風味が強く感じられるようになりました。

私は、酸味がありフルーティーさが強く残っているほうが好み♪ 焙煎度合いによる風味の比較実験、次が楽しみです。